ストーリー

動乱の桜花城

第十三章:動乱の桜花城


宇宙人襲撃事件が解決した後、エデン大陸には再び平和な日々が戻りつつありました。
そんなある日、古の秘密を守る天使ラクェルが、エンジェル学園に助けを求めてきました。
「桜花国」が守護する伝説の武器「雷鳴の矛」が、悪魔学園に狙われているというのです。
悪魔学園は、宇宙人の科学と邪悪魔法を融合させた力で、「ヒスイの渓谷」の奥地にある結界を破壊し、
すでに「桜花国」へと侵入していました。

――今から約千年前、人類と悪魔は覇者の象徴である「雷鳴の矛」をめぐり、長い間、戦いを繰り返していました。 戦いの末、「雷鳴の矛」は、代々「雷鳴の矛」を守る命を受けている 「桜花国」の元へと戻りました。
その後「雷鳴の矛」をめぐる戦争が二度と起こらないよう、当時の国王とラクェルは国の周囲に結界を張り、
「桜花国」の存在を世の中から消失させたのでした――。

「桜花国」に結界が張られてから千年間、 人々はずっと平和な日々を送っていました。
国民はいつも丁寧で優しい言葉を交わしていて、多くの人は温泉につかることが大好きです。
……そんな平穏な生活が、悪魔学園が地底から呼び起こした魔獣によって、崩れ去ろうとしています。

ミカエル学園長はすぐに天使たちを召集し、「桜花国」へと向かうよう指示を出しました。
「雷鳴の矛」は悪魔学園の手に渡ってしまうのでしょうか。それは、あなたの力にかかっています!